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アロマセラピーとは

「アロマ=aroma」とは「芳香」、「テラピー=therapy」とは「治療」のこと。

アロマ テラピーとは、植物の持つ芳香成分を利用した自然療法のことを意味します。

 

アロマテラピーの源流は古代までさかのぼります。

20世紀初頭に「アロマテラピー」という言葉が登場し、精油の歴史は3000年以上にもわたります。

古代、人類は植物の香りを利用し、植物とともに生き、医療にも役立てていました。

自然志向や、健康に対する関心が強まる今、安全で実用性とファッション性を兼ね備えているアロマテラピーの人気は広まっています。

精油やアロマテラピーの研究が進んだ現在では、心身の不調を癒すという療法も確立 され、美容、健康の増進、リラクセーション、スポーツ、介護や医療、予防医学などでも活用されています。

人類の歴史は、常に「香り」とともにありました。

嗅覚は、五感の中で最も本能的な感覚

人間が香りを感じるための嗅覚は、視覚、聴覚などの他の感覚とは違って、

脳の考える部分である視床・大脳新皮質を通らず、大脳辺縁系と言われる感じる部分や記憶の部分へダイレクトに伝わります。

香りの刺激が脳に伝わるまでの速さはわずか0.2秒以下と言われており、

嗅覚は人間の五感の中で最も本能的で原始的な感覚であるとも言われています。

おいしそうな匂いを感じると唾液が出たり、嫌な匂いを嗅ぐと不快に感じたり、ふと漂ってきた香りで心が満たされたり、

昔の記憶が蘇ったりするのはそのためなのです。


香りが心と体に作用するメカニズム

精油(エッセンシャルオイル)は、植物の花、葉、果皮、果実、心材、根、種子、樹皮、樹脂などから抽出した天然の素材で、

有効成分を高濃度に含有した揮発性の芳香物質であり、各植物によって特有の香りと機能を持ち、アロマテラピーの基本となるものです。

植物の恵みである、精油(エッセンシャルオイル)は、人間の心、身体、皮膚に対してはたらきかけます。

心へ 「嗅覚→脳」の経路

植物の香りを嗅ぐと、なんとなくリラックスした気分になることがありますが、

これは香りの刺激を受けた脳が神経伝達物質を分泌しているためです。

鼻腔の上の方にある嗅細胞が香りの分子をキャッチし、香りの分子の刺激が嗅球を興奮させ、電気信号となって脳に伝えられます。

 

この時、キャッチした匂いの信号を受け止めるのが、脳にある「大脳辺縁系」と言われる箇所です。

 

大脳辺縁系は「感じる脳」と言われ、食欲、性欲、睡眠欲、記憶、好き嫌いなど、人間的で本能的な行動を司る脳で、嗅脳とも呼ばれています。

大脳辺縁系に達した香りの信号は、自律神経や内分泌系、免疫系を調節する視床下部や下垂体へ伝達されます。

 

アロマテラピーを行うことで、ストレスなどで乱れた自律神経系に働きかけ、自律神 経の乱れや免疫系の不調を整えることができるのは、

こういった生理的なメカニズムに基づいた効果のひとつということなのです。

身体へ 「呼吸器→血液」の経路

アロマテラピーは、香り成分が鼻から脳へ伝わる以外にも、いくつかの経路を経て身体に作用します。

芳香浴やアロマ吸入をしたときは、鼻や口の呼吸から呼吸器系を伝わって全身へ巡ります。

植物の香り成分には、その香りごとに鎮静、免疫強化、抗菌、消化促進など、身体へもたらす作用も持っています。

まず、精油分子が鼻から気管、気管支を通り、肺胞へ到達し、肺胞をとりまく毛細血管に入り、血流にのって全身へめぐっていく中で、

さまざまな器官にはたらきかけるのです。

皮膚へ 「皮膚→血液の経路」

例えば、紫外線による炎症を抑えたり、硬くなった皮膚を柔らかくしたりなど、植物の香り成分にはお肌の調子を整える、美容のためにも役立つ効果があります。アロマトリートメントを施したり、アロマの手作りコスメを使うと、毛穴よりも分子の小さい「精油分子」が皮膚を通過して体内へ吸収されます。毛穴から浸透し、さらにその下にある真皮や毛細血管やリンパ管を通り、血流や体液に乗って血流促進、ターンオーバーなどの活性などで、触感からの効果も同時に受けることができ、全身の各器官に働きかけるのです。


嗅覚とアロマの関係

人間の嗅覚は、生きるために、進化の過程の早い段階で発達したといわれています。

そして、現在ではアロマテラピーとして医療や福祉など様々な分野で活用されるようになりました。

古代から知られていた香りの持つ素晴らしいパワー。

パソコンやテレビ、ゲームなど視覚や聴覚からの情報に溢れている今、嗅覚でなにげなく嗅いでいる香りに意識を向けてみることで、季節の花や植物の香りを感じたり、旬な食べものの香りを感じたり、と日々の生活が満たされていくことでしょう。